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  • オカルト・クロニクル
    特別捜査部
    主筆:松閣オルタ

      ――以上1名

     
    UFOの飛ばない空に、なんとなくUFOを探していたいフォーティアン。怖い話は怖くて苦手なので、あまり怖くないオカルト事件や出来事を調査研究。
    でも本当はUFOやUMAを探すより、お嫁さんを探したいです。
    情報提供およびお仕事の依頼などは(matukak@okakuro.org)にお願いします。

    ↓告知&次回予告はtwitterにて。

ファティマに降りた聖母――7万人の見た奇跡

牧童の前に現れた聖母は天を背負い、言った。 これから言うことは、誰にも喋ってはなりません――。 恐ろしい3つ預言を残し、遠からず訪れる牧童の死を予告し、そして集まった7万人の前で奇蹟を起こして見せた。 ローマ教皇が卒倒し、バチカンが隠匿し続けた第3の預言。そして踊る太陽の奇蹟。 あの日、ファティマで何が起こったか。

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ワイオミング事件―真実はフィクションの中に

ニュース番組の映像が乱れ、唐突に奇妙な映像が始まった。 『333-333-333 これから特別なプレゼンテーションを行う』 浮遊感のある音楽とともに、映像が視聴者に語りかけた。お前は病気だ。お前は道を見失った――と。 そしてなんら具体的な『提案』もないまま映像は途切れ、事態に気付かないニュースキャスターが平然と選挙戦の行方にコメントする。 電波ジャック、ワイオミング事件。真実はどこにあるか。 …

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椋平は虹を見たか――地震予知に捧げた人生

2015/11/22     2021/10/18   |   人物, 奇妙な人物 , ,

「アス アサ イヅ 四ジ ジシンアル ムクヒラ」 電報を受け取った科学者は気にも留めなかった。明けて翌日、科学者は戦慄することになる。 『伊豆地方大地震惨劇』死者及び行方不明者272名――。椋平青年の予言した通りの時間、予言した通りの場所だった。 調査に当たったある科学者は頭を抱える。 「彼自身を全て信じることは出来ない。だが、何かが、必ず何かがあるんだ」と。

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獣人ヒバゴン ― 昭和の闇に消えた幻の怪物

『謎の怪物あらわる!』奇怪なニュースが全国紙を賑わせた。 神話が息づく中国地方の山奥で直立二足歩行する獣人が目撃された、と。 目撃報告は増え続け、さまざまな人々が現地に押しかけた。 そして、怪物はある日を境にパタリと消えた。 謎の獣人、ヒバゴンは何処へいったか。

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八丈島火葬場七体人骨事件 ― 解かれなかったミステリー

ある朝、火葬場の炉内にて、無断で燃やされた七体の人骨が発見される。 警察が調べるも、不可解な事実ばかりが浮かび上がった。 これは誰か? 誰でもない。 どこから? どこでもない。 有識者は言った。「まただ」と。 また、祟りが降りかかったのだ、と。 島に伝わる伝説と絡み合い、複雑怪奇な展開を見せた未解決の怪事件。

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ヤクート死の谷の謎―永久凍土に眠る大鍋

広大な永久凍土の片隅。『死の谷』と呼ばれる禁足地。そこで学者は奇妙な構造物を発見した。 それは半分地面に埋もれ、地面から突出した部分だけを見れば巨大な鍋のように見えた。 様々な人たちが訪れ、他にも不可解な構造物が発見される。 様々な観察、様々な発見、だが、それらはさらなる謎を呼ぶだけだった。 誰が作ったのか。いつ作られたのか。 雪深い極北の地、封印は凍っているか。 ここは声の凍る国 東シベリア…

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毒ガスの香る町―消えた怪人マッド・ガッサー

夜もふけたころ。ふと目を覚ますと、どこからか甘い匂いがする。 それはどんどん濃くなって、やがて吐き気を催させる。 ある人は嘔吐し、頭痛にのたうち回り、ある人は意識不明に陥り人工呼吸で蘇生された。 目撃者は言う。全身黒ずくめの不審者がいた。騒ぎの直後に去っていった。窓の外にいた。 人々を毒ガスで襲った夜の徘徊者――マッド・ガッサー。 怪人、狂人、ご用心。

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誰も知らない、世界最長の物語―ヘンリー・ダーガーの秘密

2015/07/02     2020/08/15   |   人物, 奇妙な人物 , , ,

ある老人が亡くなった。 彼には友人も身寄りもなく、彼を知る者は、彼の名前しか知らないと言った。 彼の部屋を片付けようとしたアパートの管理人はそこで、異様なものを発見する。 300枚を超える巨大な極彩色のイラスト、膨大な1万5000ページに及ぶテキスト。 そのテキストにはタイトルがあった。『非現実の王国で』 これは、誰も知らない、世界で一番長い物語。

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ラピュタは本当にあったのか―空飛ぶ城塞伝説

空を見上げれば、城が飛んでいる。龍の巣の中に廃墟となった街が隠れている。 それらはファンタジーの世界だけに存在すると人は言う。だが本当にそうなのだろうか? 様々な文献から『空飛ぶ街』伝説を追ってみよう。

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熊取町7人連続怪死事件―初七日に友が呼ぶ

シンナー遊びの果てに1人が池で溺死した。まもなく、その友人も死んだ。 そして死が感染する。 その先輩、友人、同級生。一週間ごとに次々と、一週間ごとに淡々と。1.2km圏内に死が連鎖した。 7人目の死者が出たとき、誰かが言った。「自殺は9人まで続く」「次はアイツだ」と。 そして、亡くなる直前1人の少女が血まみれでうったえた言葉――「違う、違う」。 あの静かな初夏、熊取町で何があったのか。

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セイラム魔女裁判―清廉潔白のグロテスク

2015/05/16     2020/06/26   |   奇妙な事件 , , , ,

少女たちが被告とされた女を指差しながら悲鳴をあげる。その女が魔術を使っている、と。 少女たちの全身は痙攣し、法廷の床にのたうち回った。およそ常人らしからぬ形に手足が捻れた。 被告が身振り手振りに自らの潔白を主張すると、その手足の動きと寸分たがわぬ動きを少女たちが見せる。異様な光景だった。 「そして、無実の女たちが魔女として吊された」そう研究家は言う。 その一方で「だがその中に本物の魔女もいた」…

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ミイラ漂流船――良栄丸の怪奇

広大な海の波間に漂っていた漁船。 廃船のような船体。甲板に散らばる海鳥の羽。そして遺体。干涸らび、白骨化した者、腕や足を欠損した者。失われた腕を探せば、コンロに乗せられた石油缶の中にあった。 人食い船、発見さる――各社紙面に記事が躍った。 目撃者は言う。いつだか我々は遭難船だと思い近づいたが、いくら呼びかけても乗員は虚ろに立ち尽くし反応しなかった。だから馬鹿らしくなって立ち去ったのだ――と。

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プマプンク遺跡――失われたオーバーテクノロジー

驚くスペイン人征服者に原住民は笑って言った。作ったのは我々じゃない、ここは我々が来るより遙か昔に建てられのだ――と。ここは巨人がラッパの音を使って一晩で作ったのだ――と。 学者も言う。「確かに1万5千年前、ギザのピラミッドより1万年以上古い、最終氷期、後期石器時代。だが……あり得ない」 超古代テクノロジーの証が残る場所、そこは天空の廃墟プマプンク。

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坪野鉱泉肝試し失踪事件――消えた2人と消えた真実

心霊スポットに行ったきり2度と戻らなかった――。怪談話のテンプレートとも言える話の流れ。それを地で行く事件があった。 若い女性が2人、有名な廃墟へ肝試しへ行き、消えた。車ごと忽然と、跡形もなく。 恐怖の都市伝説となった失踪事件。まとわりついた誇張やデマ、その誤ったヴェールの向こうに何が隠れているのか。

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すぽんさーどりんく


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  • 2022-09-20
    二見書房『増補新装版 オカルト・クロニクル 奇妙な事件 奇妙な出来事 奇妙な人物』発売。
    洋泉社版に記事追加、及び修正を加えた増補新装版になります。



    2020-10-01
    宝島社『恐怖! 「事故物件」案内 (TJMOOK)』に記事を2本寄稿させて頂きました。


    2020-09-12
    ・サイト内要素をいじったせいで、いくつか記事内の改行が消え、一部見苦しくなりました。誠に残念です。
    ・画像が表示されない不具合は概ね修正。
    ・WordPress 5.5のブロックエディタのせいでキャプションにレイアウト崩れ。全部修正する時間もないので放置します。


    2020-09-06
    ・次回更新にむけて、サイト内要素を整理。
    ・何年たっても憎たらしいのでFacebookページへの窓削除。


    08/04
    書籍化のお知らせ。定価1800円なので、それより高いのは転売です。版元の洋泉社が消滅しましたので、あえなくもれなく絶版です。まいったね。


    ・FacebookからSNSのシェアカウントを取得できない不具合。憎たらしいので修正しない。




    12/09

    次回更新に合わせサイト内『お問い合わせフォーム』をリニューアル。画像・動画の添付フォーム実装。なにか情報ありましたら、気軽にpostしてください。



    10/18

    【追記+追々記】『ワイオミング事件―真実はフィクションの中に』項に勇者からのメールを追記。



    9/27

    SSL化に向けた諸作業により、しばらくの期間サイトの挙動が不安定になります。



    8/19
    洋泉社ムック『殺しの手帖≪実録≫平成の未解決・未解明事件の謎』に記事を寄稿させて頂きました。サイトで公開中の『井の頭バラバラ殺人事件―迷宮の深淵から』に犯罪統計情報などをちょこちょこ加筆したモノとなっております。
    東電OL」「伊勢女性記者行方不明事件」「佐賀 水曜日の絞殺魔」などマニアならこの一冊だけで御飯3杯、パン5枚はいける内容となっとります。是非是非。
    《書店にて発売中『殺しの手帖≪実録≫平成の未解決・未解明事件の謎 />』クリックでamazonのページへ飛びます》


    7/25
    twitterにて更新記事候補と匂わせていた『長岡京ワラビ採り殺人』ですが、7/20発売の『怪奇秘宝 山の怪談編』にて掲載させていただきました。サイトの方では別の事件をやります。
    《書店にて発売中『怪奇秘宝 「山の怪談」編 (洋泉社MOOK) クリックでamazonのページへ飛びます》


    twitterにて次回記事候補として挙げていた『セイリッシュ海の足首事件』ですが、もうすぐ発売になる洋泉社さんの『怪奇秘宝 戦慄編』にて掲載させていただきました。
    61uq5cvLg3L._SL250_ 《発売中。『怪奇秘宝戦慄編 (洋泉社MOOK)
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    当サイトのアイキャッチを気に入っていただけたということで、菅井協太さんのシングル曲「Butterfly 」 のジャケットを担当させていただきました。
    butterflys
    /itunes /googleplay /菅井協太公式サイト


    ipad、他タブレットでレイアウトがぐちゃぐちゃになる不具合発生中。修正諦め。


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