自動書記

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奇妙な話

ペイシェンス・ワース 本物のゴースト・ライター

ウイジャ盤で呼び出された霊は、次々にアルファベットを指していった。綴られてゆく文字は、やがて文章となり、文節となり、小説となった。やや冗長で、やや難解で、ややウザい。それは『TheSorryTale』と題され出版された。孤高の幽霊作家ペイシェンス・ワースのデビュー作である。
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